ちば民報レポート

保健室の子どもたち39 生徒保健委員会

◇養護教諭サークル 中学校 かあべえ

ちば民報 2016.12.18

木枯らしが銀杏の葉を舞い上げる。行き交う人の中にはマスクをした人が急に増えてきた。インフルエンザが心配な季節。学校では、流行期を前に具体的な対応策とともに、保健指導・学習にも力を入れる。

規則的な生活(睡眠・食事・運動など)の大切さや風邪のメカニズム、免疫の力などを学んでいく。

同時に生徒保健委員会が中心になり、全校集会での呼びかけ、インフルエンザ体験談・エコな予防方法等の大募集、クラスでの紙芝居、パワーポイントでのスライドショー等々、楽しく学べる方法をアイデイアいっぱいに出し合い展開していく。その一つを紹介します。

かぜQ&A「楽しくガッテン」*生徒がパワーポイントで作成したスライド(15分)。

「納得したらみんなでガッテンしてください!」と、声かけする。会場は一気に盛り上がる。

 第一部 かぜってなあに
 第二部 発熱と体温計
 第三部 寒さとかぜ
 第四部 かぜに負けない!

Q1:かぜウイルスの種類は、何種類位ある?

A:200種類位あると言われている。
 *かぜの原因となるウイルスは、ウイルスの種類によって症状も違う。特に強力なのがインフルエンザ。A型、B型、C型がある。A型は世界的な大流行を起こすことがある。A型が流行する冬は、要注意!

Q2:かぜを引いた時、体温が上がって熱がでるのはなぜでしょう?

A:体温を上げて、ウイルスをやっつけようと戦っているから。
 *かぜウイルスは、寒さに強く、暑さや熱には弱い。ウイルスが体に侵入すると戦いが始まる。まず、熱を出すように脳から指令が出る。すると、体温が高くなり、かぜウイルスの力は弱まっていく。ウイルスは、35・6度の体温が一番増えやすい。37度になると、活動が弱まることがわかってきた。

Q3:口呼吸と、鼻呼吸では、どちらがかぜを引きにくい?

A:鼻呼吸の方が、かぜを引きにくい。
 *呼吸法を改善しただけで、6分の1にかぜが減少した学校もある。鼻呼吸では、鼻の粘膜や鼻毛がウイルスと戦うバリアになるが、口呼吸は、のどが乾燥して免疫力が落ちる。口の周囲の筋肉を鍛えると、口が閉じ、自然に鼻呼吸ができるようになる。そのためには、『あ・い・う・べ体操』が効果的。

あ…かみつくように
い…痛テ?。と言う感じで。う…ひょっとこの口。
べ…舌を思いっきりのばす。

あ・い・う・べと、大きい声で一日30回は実行してみましょう!
 これでミニQ&Aは終わりです。ガッテンしていただけましたか?

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