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住宅・商店地域に納骨堂

ちば民報 2016.9.11

6月20日、3階建ての葬儀場と2400体収蔵の納骨堂建設について、寺の住職が近隣住民の同意・捺印をとっていると情報が寄せられました。

商店会のアンケートでは8割が反対で、「商店街に人が集まらなくなる」「住宅地に納骨堂なんて必要ない!」「子どもが公園で遊べない」などの声が上がりました。

「墓地、埋葬等に関する法律」第1条では、「この法律は墓地、納骨堂又は火葬場の管理及び埋葬等が、国民の宗教的感情に適合し、且つ公衆衛生その他公共の福祉の見地から、支障なく行われること」とあります。

納骨堂予定地は、商店と住宅が立ち並ぶ地域で、予定地の半径50メートル以内には、郵便局、消防団分団、学童保育所、児童公園、介護施設、高齢者ふれあいの家、徳増きよ子市議会議員事務所もあります。住民の宗教的感情からも、公衆衛生上、公共の福祉からも支障があります。

納骨堂設置者が集めている同意書に対して、予定地近隣の居住者らは、「納骨堂及び葬儀場建設に不同意署名」をすぐ集めることにしました。商店会、自治会等は「納骨堂建設に反対する会」を結成し、「納骨堂建設反対」の一点で力を合わせることを確認しました。

8月22日、自治会主催で納骨堂建設説明会がおこなわれました。椅子50脚では間に合わず、会場に入れないほど人が集まり、「住宅地のど真ん中に納骨堂なんて非常識」等と、参加者のほとんどが反対の意思表示をしました。

やりとりの中で、「納骨預かりは最長7年」「料金は50万円」「永代納骨を受けますというホームページは削除した」「納骨の許可証はない」等の、寺のあり方が問題になりました。無許可で納骨収蔵はできません。行政が知っていながら放置すれば責任は重大です。

説明会翌日、住民は「反対 陽廣院納骨堂建設」のポスターを一斉に張り出し、「納骨堂及び葬儀場建設と経営の許可をしないで下さい」という陳情書を提出しました。

納骨堂設置者は、住民のパワーに押され、とうとう「白紙撤回」の申し入れをしてきたのです。急遽、「納骨堂建設に反対する会」を開き、「納骨堂が再浮上しないよう、確約書に署名・捺印をさせよう」となりました。

「まちを守った!」「良かった!」の声が上がる一方で、納骨堂反対の署名が続々と集まってきています。

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