実例が満載「生きる力の輪」

対立と分断を許さず

ちば民報 2017.5.14

4月26日~28日の全生連全国理事会で、「健康で文化的な生活」を明らかにする運動の実施要領が決定されました。

その目的と意義は、
①全国的規模の調査で、低所得者の生活実態を明らかにし、生活保護基準引き下げの違法性を世論に訴え、政府が狙う生活保護と社会保障改悪を阻止する力にします。
②生活保護と年金生活者や働く貧困層、住民と自治体労働者との対立と分断をあおる政策が進められている中で、貧困の実態と「健康で文化的な生活とは」の対話を通じて、分断政策の誤りを明らかにします。
③「こんな生活がしたい」と要求を出し合い、権利宣言の学習、全会員参加の運動へと活動を改善します。
④権利宣言や全生連・生活と健康を守る会の取り組みを地域に知らせ、会員・読者増やしの力にします。

その取り組みは、18年9月の全生連第42回全国大会までとし、
①貧困の状態と低所得者の願いを明らかにする実態調査。
②生活保護法の問題点と改善点についての全生連の提案を作成する。
③「新・暮らしと健康の権利宣言」の改訂版の作成に取り組みます。

実態調査は、
①会員調査として「こんな生活がしたい」要求を明らかにし、運動に役立てます。
②生活保護利用者調査として、保護世帯の状態を明らかにし、世論に訴え、基準引き下げ違憲訴訟裁判に活用します。

実態調査は全日本民医連と共同して行います。

このなかで政府が狙っている2018年の生活保護法改悪を許さないために、全生連の考え方を提案します。そのために、「現在起きている実態・問題点と改善要求」アンケートを17年5月~8月に各組織や会員から集約します。

内容は、生活困窮者自立支援法など他の法律との関係や、実際に起こっている漏給とその遡及期間、強制的な就業指導、毎年の資産報告の強要、扶養問題、収入認定、資産活用などで現行法が守られていない実態や問題点と、基準設定の仕組みや、世帯単位から個人単位へなど、生活保護の運用と改善のために提案します。

また、生存権保障運動の実績や教訓をもとに、「人間が人間らしく生きる」ための生存権原則を学び合うテキストとして「くらしと健康の権利宣言」改訂版を作成します。

千葉県連も、「健康で文化的な生活とは」の対話を通じて、生活保護と年金生活者や労働者・住民と自治体労働者との対立と分断をあおる動きを正し、安倍暴走政治ストップの運動と団結していきます。

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