県議会ウオッチング

瓜ふたつを裁く

ちば民報 2014.2.2

5歳の息子がドラマ「半沢直樹」ばりの形相でテレビをにらんでいる。仁王立ち、上目遣いで「わるいやつらめ!」。叫んだ先は、昨年末の自公政権による秘密保護法の強行劇だった。

幼児の理解度はさておき、国民の主権を奪う内容と、それを具現するかのような強行の仕方は、国民の怒りにかつてなく火をつけた。千葉県議会では昨年末、同法の廃案を求める決議を共産党が出した。

趣旨説明に立った加藤英雄県議は、元自民党県連幹事長で30年県議を務めた金子和夫氏がしんぶん「赤旗」に登場し、同法に「反対」を明言したことを強調した。「国民のエネルギーが燃え広がるのはこれからだ。強行の暴挙は必ずや国民と歴史に裁かれるであろう」と怒りを込め提案。議場は静まり返った。

最近の県政・県議会は国政・国会と瓜ふたつだ。先の決議は、自公民みなどが反対し否決。一方で共産党と、立場の違いを超えた県民との共同が広がっている。

消費税増税や大企業優遇、カジノ構想や靖国参拝まで国と足並みを揃える森田県政。放射能汚染水漏れをよそに外遊に忙しい安倍首相。県立福祉施設で虐待・死亡事件が起こっても、税金で外遊に行った森田知事と自・民・無所属の県議。自民党・森田県政に真っ向対決は共産党だけという構図は一緒だ。老いも若きも5歳児も含め、県民の力で必ずや裁いていこう。