現地からのレポート 10・5官邸前行動に参加して

2012.10.5 HY

10月5日(金)地下鉄丸の内線・国会議事堂前駅下車、先週までは4番出口からしか地上へ出れなかったが、今日、警備は3番出口も開放している。その3番出口から、官邸真向かいの第1スピーチエリアへ。先週よりも参加者が多い印象。メディアや外人のカメラマンもずらり並ぶ。

18時00分。スタッフの音頭でコール開始。「大飯原発いますぐ止めろ!」、「原発反対!」、「再稼動反対!」、「大飯を止めろ!」、「大間を止めろ!」、「フクシマ救え!」と通行人を含めてみんなが唱和する。  すぐ隣の男性は、「子どもを守れ」の鉢巻をし、真っ赤な顔で頬を膨らませて「ほら貝」を鳴らしている。「原発とオスプレイ 日本は 沖縄は アメリカの実験場 野田政権はアメリカの奴隷」と書いたプラカードを持つペアー。「“もんじゅ”が試運転開始したときの科学技術庁長官が田中真紀子 田中真紀子は原発利権の相続人」のプラカードもあった。いわさきちひろのカットに「NO NUKES」と書いたボードを掲げる女性もいる。

18:20 スピーチが始まる。女性「福島から参りました。一年半も過ぎた今も福島にいます。愛する者を残して外に出るわけにはいきません。放射線は、いつまでも残っています。私たちはモルモットなのでしょうか。私たちは、子どもたちをどうしても守りたいのです。弁護士や漁師をしているという男性の発言などが続く。

この後、霞ヶ関方面へ移動する。途中、参加者が鈴なりに並んでコールを繰り返している。掲げたボードには、「悲憤」、「原発いらねェ」、「財界 アメリカ いいなりの政治から脱し 原発ゼロ」、「原発54基の罪を省みよ」などとある。相田みつをばりの書体で「卒原発でいいんじゃん 危ないんだもの」と書かれたボードを見かけたときは笑ってしまった。ドラムをたたき、ギターを奏で歌を歌うグループもいる。「安全神話崩壊 御用学者は去れ」の幟を立てる人もいる。

財務省上の中央合同庁舎4号館前のスピーチエリア通過し、国会議事堂正面官邸前の第2スピーチエリアに移動する。女性が発言「今日の毎日新聞を見ましたか?」と福島県が実施中の県民健康管理調査について事前に「内部被爆は相当低い」と結論を出していた事実を告発、参加者の怒りが沸騰する。続いて、ふくしま集団疎開裁判の弁護士が訴える。

このあと、憲政記念館側の歩道上に新たに設けられたフアミリーエリアに行ってみる。シャボン玉を飛ばし、100人ほどの集団で演台を囲んでいる。女性の司会は「怒りを愛に変えて伝えましょう」と“ふるさと”の合唱を呼びかけると「プロの歌手」と名のる若い女性が舞台に上がり歌唱指導する。トランペッター3人が伴奏する。その前を2、30人の自転車隊がコールしながら通ったのでエールの交換をする。   再び議事堂正面に移ると、車椅子の男性がプラカードを掲げていた。そこには「福島を忘れない 命が一番 子どもの命 原発労働者の命 みんなの命」と書かれていた。

この日の参加者は、主催者発表で先週より増え、3万5千人だった。

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