住民は〝長期化が不安〟 

  共産党が視察した高濃度汚染焼却灰保管施設

しんぶん赤旗 2013.1.20

フォークリフト使ってトラックから汚染灰をおろす作業員

千葉県北西部で高濃度の放射能に汚染された焼却灰の処分をめぐって、日本共産党の丸山慎一、加藤英雄の両県議と、柏、流山、松戸各市の市議らが、18日、印西・我孫子両市にまたがる「一時保管施設」を視察しました。

施設は、東葛各市と印西市の焼却灰が保管の限界量を超えたため、あふれた分を2 年間を限度に県が一時保管するもの。ただ、最終処分場は国がつくることになっていますが、候補地も決められず、「ことが長期化する」との不安から近隣住民の反対運動が起きています。

調査団が訪れたときは松戸市の焼却灰を搬入中で、監視する住民が搬入トラック周辺を線量計で計測していました。

保管庫は縦30メートル、横15メートルで15棟つくるとのことです。県担当者の説明で は、テント地でできていて秒速34メ−トルの風にも耐えられ、沖縄などで実績があるといいます。ただ鉄骨にテント地を張っただけなので、不安を拭いきれません。

各棟への搬入はフォークリフトで、作業員は防護服にマスク。テント内は「放射線管理区域」で立ち入れません。

視察後、丸山県議は「国の原発撤退の宣言と、住民の信頼、合意を前提にしないといけな い」と述べました。

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