「一番困っている人を一番元気に」三輪候補、力強く

 福祉・教育・環境─訴えに熱気

しんぶん赤旗 2013.3.1

「先生頑張って」28日告示(3月17日投票)された千葉県知事選で、日本共産党の小池晃副委員長の応援を受けて第一声を上げた「憲法がいきる明るい千葉県をつくる会」の三輪定宣候補(75)=無所属、日本共産党推薦=に声援が飛びました。JR千葉駅東口前は「消費税増税反対」と書かれたうちわや、福祉や教育充実の願いを書いた横断幕をもって集まった人の、熱気がみなぎりました。

第一声を上げる明るい会の三輪県知事候補=28 日、JR 千葉駅前

三輪候補は立候補を表明してから、約150の団体・地域を訪問して県政を考えてきました。演説のなかで、教育の課題では「現知事は侵略戦争を賛美し、体罰に共感している。いじめ・体罰をなくし競争教育を改めます」と力説。「大型開発に予算を費やさず、全国最低レベルの医療・福祉を最優先に改善します。環境保護に力を入れ、三番瀬の自然を守ります」と訴えました。

東日本大震災の被災者が暮らす仮設住宅を訪問した際は、3人の子、病身の親と暮らし生活に困り果てている女性の切実な思いに耳を傾けたことを語り、「安全・安心の町づくりへこうした願いに応える県政が必要」と強調。「一番困っている人が、一番元気になる県政をめざします」と決意表明しました。応援弁士として駆けつけた香取市の中小企業経営者の橋沢政實さん(65)は、「ドイツでは、多くの中小業者が自然エネルギー開発に関わり、雇用を生み出している。原発ゼロを掲げる三輪知事の誕生で、次の世代に胸を張って渡せる千葉県をつくりましょう」と呼びかけました。

三輪候補の演説を聞こうと千葉市花見川区から来た宇田川政博さん(63)は「温厚だけど力強い第一声でした。大企業本位の開発をやめて、自然を守る県政にできるのは三輪さんしかいない」と期待を寄せました。

千葉市の田中洋子さん(71)は「社会保障が全国最低レベルというのは、県民として恥ずかしいですね。苦学してきた三輪さんの思いを若い人にも広げて、生活をよくする県政をつくりたい」と話していました。

大型開発を推進 福祉具体策なし 森田候補の第一声

千葉県知事選に立候補した現職の森田健作候補(63)=無所属=の第一声では、自民党国会議員、県議会議長、みんなの会県議らが応援に立ちました。

森田氏は「まず圏央道。人とモノがスムーズに運ぶよう、一日も早く着工し完成させる」と、大型開発を推進する考えを明らかにしました。

しかし、全国47都道府県で最低ランクの福祉や教育充実の具体的な政策への言及はありませんでした。

応援演説をした自民党衆院議員も「千葉のインフラ(整備)をしっかりとやって、力強くリードしている」(桜田義孝氏)と森田知事を持ち上げました。福祉・教育を後回しにし、不要不急の大型開発を優先する「自民党県政」の実態が鮮明になりました。

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