三輪候補に期待

しんぶん赤旗 2013.3.2

千葉県知事選(17日投票)で三輪定宣知事候補に期待が広がっています。2月23日に行われたJR津田沼駅前の街頭演説での、3 人の市民の訴えを紹介します。

特養ホーム足りぬ

福祉相談員松本若菜さん

千葉市の医療機関で働く福祉相談員松本若菜さん(38)

千葉県の財政力は全国4位というのに、福祉予算、民生費は12年連続の最下位で、医師・看護師の数も最低クラス、特別養護老人ホームの待機者は2万3000人といった状況です。皆さんのお近くでは医療費や社会保険料が高くて払えず、医療や介護が受けられないという人や入院先がない、介護してくれる人がいなくて困っている人がいないでしょうか。私の職場には毎日そのような人からの相談がたくさん寄せられています。

ある病院に救急車で運ばれ、脳梗塞(こうそく)で入院したけれど、その日のうちに転院先を探すように言われた。もう退院するように言われたが一人暮らしなので介護する人がいない。遠くはなれた兄弟やお子さんからは認知症の親が心配で毎日様子を見に行ってほしいという相談もあります。

地域の深刻な実態を解決するには、在宅のサービスの充実、往診する医師、訪問看護する看護師、毎日の生活を支援するホームヘルパーなどの人材確保が欠かせません。特養ホームのような施設もまだまだ足りません。

にもかかわらず森田知事は2012年度の特養ホームの建設予算を前年の4分のlに減らしてしまいました。

県知事には、私たちの税金を福祉施設建設やその環境整備、福祉制度の拡充・充実のためにこそ使ってほしいと思います。

放射能除染進めて

椛澤洋平さん

子ども達を放射能から守るネットワーク@ちば 椛澤洋平さん(34)

千葉県では、東京電力福島第1原発事故の影響が多大でした。柏市、松戸市などの東葛地域は汚染度が高い「ホットスポット」といわれています。

2011年までは人口が年々2万~3万人と増えていましたが、原発事故後は2年連続で1万人くらい減っています。放射能による影響は子どもを持つ親として本当に心配です。

東葛地域での集会で京都大学の助教が言っていました。柏などの土壌汚染は1平方メートルあたりで4万ベクレル。放射線管理区域だ。レントゲンを撮る、子どもたちが入れないような場所と同じくらいの汚染がされており、住むこと自体が危険だという話でした。

食品の検査に持ち込まれた自家栽培の夏ミカンが100ベクレルを超えました。100ベクレルを食べるということはどういうことなのか。3 .11前、日本人のセシウムの摂取量は1日0.1~0.2ベクレルといわれています。内部被ばくの影響は、この先何年もかけて注意していかなければいけない問題だと思っています。

三輪定宣さんは、除染の推進、子どもたちを含む健康調査を、県をあげて実施すべきだと訴えています。三輪さんに知事になっていただいて、放射能除去に取り組む千葉県をつくっていきたいと思います。

開発優先やめよう

竹川未喜男さん

県の三番瀬再生会議元委員 竹川未喜男さん(81)

若い人たちに訴えたい。大事な選挙です。将来希望が持てる生活にするためには、ぜひとも今回の選挙では、投票場に必ず足を運んでください。

私が三輪さんを応援したいと思ったのは、市民の目線に立って話し合いができる人だからです。すばらしい千葉大学の先生であり、環境問題にも詳しく、無駄な公共工事に反対されているからです。

40年前、習志野市の前には大きな海が広がっていました。これを埋めるというので大規模な住民運動が起こりました。その結果残されたのが、いま習志野市の宝、ラムサール条約登録湿地・谷津干潟です。

前の知事は、東京湾の奥に残された大きな干潟、漁場でもある三番瀬を残しました。

ところが元気印の現知事さんは、その上に第二湾岸道路を通す運動の推進役として旗を振っています。皆さん、もうこうした環境破壊の開発優先の利権政治を千葉県から追放する必要があると思いませんか。

三輪さんには、ぜひとも環境を重視して、徹底した情報公開と住民参加の県政にしていただきたいと思います。

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