ラムサール登録課題は  三番瀬連絡会が環境省と懇談

しんぶん赤旗 2013.3.28

環境省と懇談する三番瀬を守る連絡会のかたがたと丸山慎一千葉県議

東京湾の最奥部にある貴重な干潟、三番瀬のラムサール条約への登録をめざして、千葉の干潟を守る会、三番瀬を守る会などでつくる「三番瀬を守る連絡会」が26日、環境省から聞き取りを行いました。

日本共産党の丸山慎一千葉県議、志位和夫衆院議員秘書が同席しました。

三番瀬を守る連絡会の中山敏則代表世話人は、2015年の同条約の締約国会議で三番瀬を登録するために解決するべき課題などを質問。千葉県が第二湾岸道路計画を進めようとしていることと、県と市川市が干潟をリゾート用の人工砂浜にする計画があることなどを挙げました。

同省の担当者は、登録のためには①国際基準を満たす優れた自然環境であること、②国指定鳥獣保護区特別保護地区への指定など法的な根拠を設けること③地元の合意形成の3条件があることを示し、特に住民合意が大事だと強調しました。

中山氏らは、関係する三つの漁業協同組合が「漁場環境の改善、漁場再生が先」「時期尚早」だとしている現状を紹介。「漁場再生はラムサール条約登録後でも可能なのではないか」と環境省の見解をたずねました。

同省は同条約の精神は規制するだけでなく「生活者の視点にたって湿地の賢い利用をしていくというものだ」とのべ、住民合意で2012年に登録された熊本県の荒尾干潟の例を紹介しました。

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