特養やワクチン補助─県職員給与減・巨大道路も(千葉補正予算案)

しんぶん赤旗 2013.5.31

6月5日開会の6月定例千葉県議会に向け、県はこのほど、約1067億円の補正予算案を発表しました。今年度2月当初予算(骨格)と合わせた県の予算総額は約l兆5835億円となりました。

それによると、県職員給与は、平均7.8%、202億7千300万円もの減額です。これは、国が給与減額を要請し地方交付税を減らしたため。地方交付税を政策誘導の手段とする国に、県が追随した形です。それでも必要な交付税が確保されないため、県は不足分を「臨時財政対策債」として借金します。県の同対策債は115億円、当初と合わせ1825億円。その結果、今年度末の県債残高2兆9818億円のうち、同対策債が1兆3666億円を占めることになります。

特別養護老人ホーム建設補助金は、定員1人あたり300万円から400万円に戻され、建設数も800人分から1340人分へと増加。補正額は29億6千万円で、当初と合わせ53億6千万円です。

ワクチンの接種費用として、市町村への補助金を新規に1億3千万円計上。私学助成は、高校生1人当たりの県単独上乗せ額が1万4千円から1万5千円へ、幼稚園児は1700円から2400円へ増額。しかし、私立高校の「施設設備費」等、授業料以外の助成制度は見送りました。

一方、巨大道路建設の直轄事業負担金は対前年度比9.4%の伸びで、圏央道、外環道、北千葉道路の直轄分だけで当初と合わせて125億円に。新たな工業団地整備の特別会計もつくられ、茂原、袖ケ浦各市の工業団地に約11億5千万円を計上しました。

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