外環道予定地に貝塚=雷下遺跡の見学会(市川)

しんぶん赤旗 2013.8.11

地下4メートルから出土した8層からなる遺跡

千葉県市川市国分の東京外郭環状道路予定地で発掘された縄文早期の貝塚、雷下(かみなりした)遺跡の見学会が8日に行われ、猛暑のなか、268人が参加しました。

遺跡は同市・国府台台地の低地にあり、8 層に分かれています。人骨やたき火の痕跡、貝の加工跡なども発見されています。これまでに千平方メートルが調査を終えていますが、5千平方メートルが未調査です。

千葉県教育振興財団の職員が現場の様子や発掘された貝類、土器、骨格器について説明。「カキやハマグリは、煮て干して、保存食品に加工していたのではないか」「人骨は四十代で身長140〜150センチの女性ではないか」「縄文時代は今の九州なみの気候で、温暖だったと考えられる」などの解説に、参加者からは「子どもたちにも見せたい。1日限りの遺跡見学では残念」の声が聞かれました。

80代の男性は「外環道路ができてしまうが、保存した方がい」、外環反対連絡会の高柳俊暢さんは、「調査は来年3月までといっているが、もっと数年をかけてしっかり調査すべきです」と語りました。

もどる