県立佐原病院存続して=地元住民ら県と交渉

しんぶん赤旗 2013.8.28

千葉県が地域医療からの撤退を表明している県立佐原病院と、老朽化のため建て替えを求める声が広がっている国保小見川総合病院(ともに香取市)について、地元住民らがこのほど、県と交渉し、両病院を地域医療拠点病院として存続・充実してほしいと求めました。日本共産党の丸山慎一県議、宇井正一、坂本洋子両市議も参加しました。

住民らは「香取市は(原発のある)茨城県東海村と70キロメートルしか離れていない。災害拠点病院として必要欠くべからざるものだ」「両病院がどうしても必要。両方が地域医療を担う現状のまま、小見川の建て替えをというのが圧倒的な声だ」などと要望。署名が2 万3000人分も集まっていることを訴えました。

交渉のなかで、県側は小見川病院の建て替えについて、佐原病院の撤退を前提に市と協議していると説明しました。

県は、県立病院については高度専門医療などの政策医療を担う医療機関として再編し、一般的な地域医療を支える医療機関ではなくする方針をとっています。県立佐原病院の撤退表明は、その方針に沿ったものです。

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