残土条例改善申し入れ=フッ素検出で館山市民

しんぶん赤旗 2013.8.29

千葉県館山市の残土処分場の土砂から先月、環境省が定める安全基準を超すフッ素が検出された問題で、地元住民らがこのほど、県に原因究明と再発防止を求めました。日本共産党の丸山慎一県議が参加しました。

問題となった処分場は個人の事業者が設営しているもので、県による許可土量は約1万9000立方メートル、許可期間は昨年12月17日から3年間でした。搬入量が計画量に達したとして今年7月10日付で廃止届が出され、県が受理しました。ところが、同処分場の残土から、フッ素がリットル中0.8ミリグラム以下という安全基準を上回る1.4ミリグラム検出されました。同処分場をめぐっては、搬入量が計画と異なり、届出をしていない搬入残土があるのではないかとの問題点も指摘されています。

住民らは県に対し、残土条例で定める残土の検査が、3000立方メートルで1カ所、4カ月に一度など、非常に大ざっぱなやり方だと述べました。さらに水源地からの距離規制や住民同意義務がない問題、残土の量や内容について、残土が出た県と搬入する県に異なる届け出をする業者もいる問題など残土条例の不備も指摘し、改善を求めました。

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