元白井市長の専決は違法(東京高裁)

北総鉄道補助金支出住民再び勝訴

しんぶん赤旗 2013.8.31

東京高裁は29日、北総鉄道の運賃値下げをめぐり、沿線自治体の千葉県白井市の横山久雅子元市長が専決処分で補助金支出を執行したととは違法だとした千葉地裁判決を支持し、元市長に2360万円余の損害賠償を命じました。

北総鉄道の運賃値下げをめぐっては、白井市議会が補助金を出す予算案を3度も否決していました。ところが当時の横山市長は「議会が決められなかったのだから」と専決処分し、予算を執行しました。

これに対し、原告の住民は「違法専決であり、支出金を市に返還すべき」だとして千葉地裁に提訴し、3月に原告側の全面勝訴となっていました。

現市長は控訴していましたが、東京高裁の斎藤隆裁判長は控訴を棄却し、横山元市長に2360万円に利息を加えた額を損害賠償請求するよう白井市長に命じました。

原告代理人の重隆憲弁護士は判決後の記者会見で、「地方自治法の趣旨にのっとった判断だ。専決処分の要件に関して先例になる良い判決」と語りました。

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