千葉県議会=海外派遣解禁 共産党は反対

しんぶん赤旗 2013.11.7

千葉県議会の議会運営委員会はこのほど、自民党が求めていた県議の海外派遣の要領を緩和する「改正」を決定し、自粛していた海外派遣を解禁しました。

議運での採決は議員5人以上の会派だけが加われる仕組みで、この条件を満たす自民、公明、民主の3 会派が賛成。日本共産党は反対意見を述べました。

「改正」内容は、年間派遣人数枠を増員、任期4年間で1人1回は行けることとする、「原則エコノミー」としていた航空機座席制限をなくす─など。より海外派遣をしやすくするよう緩和するものです。

共産党の丸山慎一県議は「財政難を理由に県職員の給与を7.8%、200億円も削る一方、県議会が海外視察を解禁するのは道理がない。県民の暮らしも厳しく、到底、県民の理解は得られない」と主張しました。

自民は「予算措置が形だけになっている。使い勝手の良いよう改正すべき」、公明は「成田空港や千葉港がある県として(海外との)友好、協力関係は大事」、民主は「今まで個人で行っているので賛成」、みんなは「国際的に都市間競争が厳しくなる中で、地方議員も海外の先進事例を見なければ」といずれも賛成。

市社無(市民ネット、社民など)は反対したものの「政務調査費で行けば良い」と述べ、税金を使った海外視察という点では賛成した会派と同じでした。

県議の海外派遣は、財政難のため1998年を最後に休止。2011年6月に要領を策定して再開を決め、年1千万円の予算を計上しましたが、一度も実施されていません。

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