放射性廃棄物で住民が抗議声明=手賀沼処理場

しんぶん赤旗 2013.12.26

放射性物質を含むゴミ焼却灰が手賀沼終末処理場(千葉県我孫子、印西両市)内の一時保管施設に搬入された問題で、住民46人が搬入中止などを求めて国の公害等調整委員会に申請していた調停が19日、不成立となりました。同委員会が「調停成立の見込みがない」と決定したもの。

住民らは同日、抗議声明を発表し、来年1月に県を相手取り、廃棄物の撤去を求めて千葉地裁松戸支部に提訴することを明らかにしました。

声明は、県を「高圧的かつ住民無視の姿勢は、行政庁として失格」だと批判し、調整委員会を「あるべき解決に向けて協議を主導する姿勢に欠けていた」と述べました。

さらに一時保管施設のテントが強風で破れることを前提に県が設計していたことを指摘。「施設が浸水した場合、大量の放射性物質が手賀川及び利根川に流出」して下流の広範囲が汚染され「健康被害、環境破壊及び漁業被害などの経済被害も生じる」と警告しています。

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