千葉県立障害者施設で暴行死=第三者検証委設置ヘ

しんぶん赤旗 2014.1.21

千葉県立知的障害者施設「袖ケ浦福祉センター」の入所者への職員による暴行死事件について16日、県議会健康福祉常任委員会が開かれ、虐待原因や真相解明の第三者検証委員会を設置することが報告されました。

この間の調査で、虐待を行っていた職員は、「暴行」が14人、「性的・心理的虐待」5人の計19人(疑い含む)に上ることが明らかになりました。過去10年間に、胸を突く、蹴る、突き倒すなどの暴行のほか、男性職員が入浴支援の際に性的嫌がらせを行っていたことも報告されました。

日本共産党の丸山慎一県議は、2002年に県に提出された内部告発文書を示し、「入所者が血だらけになるほど殴りつけ、大けがをさせているにもかかわらず、これを本人がベッドにぶつかったことで処理した」「仕事に失敗した入所者に対して、角材をひざの裏に挟んで見せしめのように一日中、正座させていた」などの部分を読み上げ、当時の県の対応をただしました。

県側は、告発にもとづいて立ち入り調査を実施し、是正勧告を行ったと答えました。

丸山県議は「文書で是正勧告を行っただけで、まったく改善されていない。告発の中で暴力を振るったとされる職員が、今もセンターの中枢に座っている。こんな県の姿勢が今回の事件の要因になっている」と厳しく追及しました。

山田勝士障害福祉課長は「そうした問題が、今回の事件と関連性があるかどうか、第三者検証委員会で明らかにしていきたい」と答えました。

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