職員研修受けられず=千葉の施設暴行死= 議会が視察

しんぶん赤旗 2014.2.2

千葉県立知的障害者施設「袖ケ浦福祉センター」の職員による入所者への暴行死事件で1月30日、県議会健康福祉常任委員会が施設を視察し、幹部職員から聞き取り調査しました。

部屋の鍵が中から開けられない構造になっており、車椅子利用時のベルトによる身体拘束が行われていることが視察で明らかになりました。施設側は「家族の同意を得ている」としましたが、「同意がない場合はどうするのか」との質問に答えられず、事実上の強制措置が浮き彫りになりました。

同センターの近藤敏旦理事長は「虐待防止の意識が足りず、力任 せの支援になっていた」と話しました。指定者管理制度やリストラについては「指定期間が5年で先の保障がなく、時間をかけて職員を育成する環境ではなかった。確かに正規職員の人数は減った」と答えました。正規職員が研修を受けていないことも明らかになりました。

入所者への暴行行為で処分を受けた職員が施設のトップに就任したことについては「人事はそれだけでなく、支援技術なども評価されるべきだ」と容認。同席した当該職員も「自分はそのことを隠していない」と話しました。

虐待許されぬ=日本共産党の丸山慎一県議の話

業務が忙しいことを理由に研修が受けられないなど、とんでもない話です。しかも1年契約の職員はまったく受けていない。こうしたことが虐待を生む背景になっています。虐待は絶対にあってはならないことで、どんなに技術があっても許されません。

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