3年 震災終わらず復興一歩一歩前へ

大津波被害を語り継ぐ集い=千葉・旭

しんぶん赤旗 2014.3.12

献花し犠牲者に黙とうする「語り継ぐ集い」の参加者

2011年の東日本大震災・大津波で、死者14人、行方不明者2人を出した千葉県旭市で11日、地元住民らによる追悼企画「旭・いいおか津波を語り継ぐ集い」が開かれました。

集いは、旭市内で特に津波被害の大きかった飯岡地域の町内会などの地元住民と復興支援のNPO法人などが協力して開いたもので、今年で3回目です。会場のJAビル跡地には、津波で同ビルが被災した時刻午後5時26分で止まったままの時計を献花台に掲げました。

震災発生時刻の午後2時26分に先立って開かれた小集会では、約100人の市民やボランティアが会場に集まりました。飯岡地域の津波被害の「語り部」活動に取り組んでいる仲條富夫さん(66)があいさつ。「3年という時間は長いようで短いものだったが、震災はここで終わりではない。復興へ一歩一歩と前に進む姿を見せられるよう、頑張っていきたい」と訴えました。

参加者は2時46分と5時26分に黙とうしました。

千葉大学のスリランカ留学生による震災をテーマにした紙芝居や「花は咲く」の合唱などが披露されました。

参加した飯岡地域に住む女性(65)は「自宅は特に被害はなかったが、夫の友人は夫婦ともに亡くなりました。きょう、夫が仲間たちと墓参りに行っています」と話しました。

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