医療と介護の改善ヘ・千葉介護保険改定でシンポ

しんぶん赤旗 2014.4.1

社会保障推進千葉県協議会や介護事業所などでつくる介護保障の充実をめざす実行委員会はこのほど、千葉市内で「2015年4月からの介護はどうなる?」と題した講演と交流会を開催し、約100人が参加しました。

介護保険の改悪は、要支援者の訪問介護・通所介護(デイサービス)の削減と打ち切りや特別養護老人ホームの対象を原則要介護3以上にし、要介護1と2の利用者は事実上排除など、サービス利用を厳しく制限し、医療費や介護給付費のいっそうの削減と、利用料(1割から2割に)の負担増を図る方向が打ち出されています。

この日紹介された社会保障推進千葉県協議会が、県内の54市町村に行ったアンケートの結果では、回答した52自治体のうち15自治体が、現行のサービス提供を維持することは「不可能」と回答しています。

一方、千葉市では介護保険の給付費などが年々増加し、2012年度では470億円。要支援・要介護認定者は3万1306人に上り、特別養護老人ホームの待機者は1969人です。(2014年1月現在) 講演した千葉市高齢福祉課の鳰川(におかわ)進一課長は「待機者は、回避に至ってはいない」と述べました。

介護サービス利用者の小田島光男さんは「リハビリで要介護4から要支援2に改善した。デイサービスに通い、人とふれあい、体操や入浴など楽しみにしている。元気なうちに医療と介護ができればうれしい。改善されるととを願う」と発言しました。

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