可動式ホーム柵あれば…千葉・新京成線転落事故

しんぶん赤旗 2014.5.27

視覚障害者と共産党が検証

転落した現場で検証をおこなている、視覚障害者と丸山県議、渡辺市議たち。

新京成電鉄高根木戸駅(千葉県船橋市)で14日に視覚障害者の女性がホームから転落し、電車にはねられて死亡した事故を受け、全日本視覚障害者協議会(全視協、田中章治代表理事)は26日、同駅で安全の検証を行いました。これには、日本共産党の丸山慎一千葉県議、渡辺ゆう子船橋市議、志位和夫衆院議員の秘書が同行しました。

亡くなった女性は弱視で障害者手帳を所持していました。最寄り駅として同駅を利用しており、方向感覚を失って誤ってホームに転落したとみられます。

音声案内ない

「千葉県視覚障害者の生活と権利を守る会」の松川正則事務局次長は同駅に階段があることを知らせる音声案内がないことを指摘。「私たちにとって音は看板と同じ。音声案内を早急に付けてほしい」と語りました。

全視協の山城完治理事は、「駅員の配置をやめて監視カメラをたくさんつけても、カメラに手はない。また、可動式ホーム柵があれば防げた事故」と話しました。

県に支援要求

丸山県議は、同県が豊かな財政力を持っているのに、県民1人当たりの民生費(福祉のための予算)が最下位だと指摘し、「県に支援を求めたい。検証して安全がなおざりだと感じた。同じ事故が起きないようにすることが私たちのできることだ」とのべました。

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