千葉県庁前「観光・自然を壊すな」
汚染土施設 鋸南町300人反対デモ

しんぶん赤旗 2014.6.15

「汚染土埋め立て施設を許可するな」とのぼりやプラカードを掲げ県に抗議する町民たち、千葉県庁前

千葉県鋸南(きょなん)町の採石業者が採石場跡地に汚染士の埋め立て処理施設を計画している問題で、町民約300人が11日、県庁前で抗議行動とデモ行進を行いました。主催は、同町の「環境と子どもを守る会」「汚染土壌埋立反対協議会」。

参加者は、町民の8割が反対しているにも関わらず処理施設の着工を許した県に対し、「汚染土処理施設断固阻止」の鉢巻きを締め、「町の観光・自然を壊すな」「県は施設を許可するな」などのプラカードや横断幕を手に抗議しまた。守る会の金木健治会長、区町会長、漁協幹部、土地改良区会長、千葉労連の松本悟議長らが次々とマイクを握り施設反対を訴えました。

業者はこの間、採石場で大規模な深掘りなどの認可違反を重ねたうえ、「跡地の埋め戻しは場内発生土で行う」とした県への誓約書をほごにし、他の地域から搬入する汚染土での埋め立てを計画しました。

ところが県は、これを「軽微な変更」として受理しました。しかも、ヒ素などの高濃度の有害物質を含み土壌汚染対策法(土対法)に基づく処理が必要な汚染土に対し、県は条例などを整備していません。こうした業者と県の姿勢に、漁業組合や地域団体、町議会も施設反対を決議するなど町ぐるみで怒りが広がっています。

行動には、日本共産党の丸山慎一、岡田幸子両県議、三国幸次町議も参加。岡田県議は、同町の計画地にも足を運び町民との懇談や県への交渉などに取り組んできたことをのべ、「なんとしても計画を食い止めよう」と呼びかけました。

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