核廃絶訴え続ける次世代に伝える・千葉

しんぶん赤旗 2014.7.29

大きな石塔の左右には花が飾られている。遺族は5段の石段をのぼり献水を行っている

千葉県原爆被爆者友愛会慰霊式典実行委員会は27日、千葉市内で第36回千葉県原爆死没者慰霊式典を開催しました。被爆者や遺族を含めた約150人が参加し、核兵器廃絶と平和を誓いました。安倍内閣の集団的自衛権行使容認の閣議決定に対し「私たちは次世代に被爆した体験を伝え、警鐘を鳴らし、平和な世界を願うために運動を続けます」と訴えました。

1分間の黙とうのあと、益田敏夫式典実行委員長があいさつ。この1 年で亡くなった8人の名前が読み上げられ、554人の犠牲者の「慰霊碑」に献水と献花し追悼しました。

友愛会の青木茂会長は、福島第1原発事故の放射能汚染被害を受けた福島県で甲状腺のがんを発症した人が90人を超えながら、一人として原爆症として認定されていないと訴え「広島、長崎の経験を生かした医療を」と強調。「私たちは平和憲法を守り、核兵器廃絶を訴え続けることを誓います」と追悼のことばを述べました。

小学5 年生の時に長崎で被爆した山口尚忠(なおただ)さん(79)は「原爆が投下された1週間後、父親を捜しに長崎市内を訪れた光景は今でも忘れません。やけどで皮膚がめくれて、耳がちぎれそうになった人を見かけた。原爆は恐ろしい」と語りました。

日本共産党の田村智子参院議員、志位委員長の秘書が出席しました。

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