市立病院の移転方針に抗議・柏市長説明に住民反発

しんぶん赤旗 2014.9.19

市立病院の移転建て替えを表明する秋山市長と説明会に詰めかけた住民ら

千葉県柏市の秋山浩保市長は14日、市立病院建て替え問題について住民に対する説明会を行い、移転建て替えの方針を明言しました。 説明会は現地建て替えを求める住民組織「市立病院現地建て替え対策委員会」に対するもので、市立病院近隣地域から130人を超える住民が詰めかけました。住民らは市長の説明に納得せず、説明会は1時間足らずで打ち切られました。

市内布施にある市立病院の建て替えについて、市は今年3月、現地建て替えか、つくばエクスプレス沿線の柏の葉地区への移転か─の2案を示しました。移転では医療過疎地域となりかねないことから、近隣町会・自治会が移転反対の署名運動を展開し、これまでにl万8000人分の署名を市長に提出。7月末には、近隣地区の町会・自治会による「対策委員会」が結成されました。

説明会は市長の要請で開かれたもの。市長は、人口増加が見込まれる柏の葉地区で新しい病院を建設、現在地には診療所をつくる方針を一方的に説明しました。

これに対し、住民からは「移転では土地取得だけで24億円の余分な費用がかかるなど市民の血税が無駄遣いされる」「医師確保は現在地でもできる」など現地での建て替えを求める意見が相次ぎました。 対策委員会は今後、市に対し、住民に直接説明を行う機会を求めるとともに、反対運動を強める方針です。

住民説明会には、日本共産党の、わたべ和子市議ら各会派の市議も出席しました。

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