米価下落対策求める意見書と建議書

しんぶん赤旗 2014.10.3

千葉・匝瑳市議会

千葉県匝瑳(そうさ)市議会は9月25日、米価下落に対する緊急対策を政府に求める意見書を、公明党議員を除く賛成多数で可決しました。日本共産党の田村あけみ議員が提出者となった議員発議によるものです。

意見書は、8月下旬の早生種の買い取り価格が9千から7千円台と、この2年間で5千円から6千円の大幅な下落となったことを示し、事態を放置すれば、担い手・後継者が米作りを見放し、いっそうの高齢化、農業人口減少、過疎化が進行させることなどを指摘。

米価の下落が食料自給率を低下させ深刻な事態を招くとして、政府に対し①対策本部設置と全国の実態調査・把握、公表と緊急対策の実施②備蓄米の買い上げ③価格保障、所得補償による生産コストに見合う米価の確立④家族農業を守る米価回復の諸対策の実施—などを求めています。

千葉・酒々井町議会

米価の大暴落を受けて千葉県酒々井(しすい)町議会は9月24日、首相、農林水産相、衆参両院議長にあてた「政府による緊急の過剰米処理を求める意見書」を全会一致で可決しました。日本共産党の竹尾忠雄町議は9月議会で、会派代表者に意見書提出を申し入れていました。

意見書は、2014年度米価が60キログラム当たり9000円台と前年を約2700円下回っており、「再生産が根底から脅かされる」と指摘。

主食であるコメの需給と価格の安定を図るのは政府の重要な役割だとして、政府の責任で需給調整し緊急に過剰米処理を行うことを求めています。

同町の農業委員会も、同様の建議書を8月27日に政府に提出しています。

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