集団的自衛権の行使容認反対=千葉県弁護士会市民とともに

しんぶん赤旗 2014.10.8

千葉県弁護士会は、「憲法違反は許しません!9 ・17市民集会&パレード」( 9 月17日)など集団的自衛権行使容認に反対する運動に積極的に取り組んでいます。パレードを主催した県弁護士会憲法問題特別委員会の植竹和弘委員長と、実行委員会の守川幸男委員長に聞きました。

平和主義守り抜く 植竹弁護士

憲法「改正」に執念を燃やす安倍政権は当初、憲法96条を変えて憲法「改正」のハードルを下げようとしました。しかしそれが無理だということで、閣議決定による憲法解釈の変更に方針を変え、これまで政府が一貫して認められないとしてきた集団的自衛権の行使を容認しました。国民の意見も国会の審議もなしに閣議決定だけで憲法の基本原則である憲法9条の解釈を変更することは、国民主権・立憲主義の見地から到底許されるととではありません。

昨年12月には、多くの国民の反対を無視して特定秘密保護法、国家安全保障会議設置法を強行採決で成立させました。情勢が国民に知らされることなく、首相・官房長官・外務大臣・防衛大臣だけでわが国の安全保障に関する決定がなされてしまう制度ができてしまったのです。

安倍首相が集団的自衛権の行使が必要とする事例は、ほとんどが個別自衛権で解決できるものであり、その真意はアメリカの戦争に日本が協力することです。アメリカの行う戦争に日本も駆り出されてしまうのです。憲法9条のもと、戦争をしない国として存在してきた日本の信頼も失われてしまうでしょう。

弁護士会は今後も国民のみなさんと共に、国民主権・平和主義・基本的人権を守る運動を続けていきます。

声あげる責務ある 守川弁護士

昨年、「秘密保護法は廃案に、集団的自衛権行使容認に反対!」との横断幕を県弁護士会が掲げました。県弁護士会として国会要請に2 回、昨年12月6日の秘密保護法成立には千葉から20人の弁護士が日比谷野音の集会と国会要請行動に参加しました。

日弁連をはじめ52のすべての単位弁護士会が秘密保護法と集団的自衛権行使容認の閣議決定に反対しています。96条の憲法「改正」案もすべての弁護士会が反対しまた。

私たちは弁護士法1条の基本的人権と社会正義を守る理念のもと、政府の行動が憲法違反で、基本的人権を侵害されるおそれがあれば、弁護士会として声をあげる貴務があると思います。

今後も憲法集会や街頭宣伝を続けていく予定です。さまざまな立場の市民のみなさんや団体を仲立ちする役割を果たしていきたい。

もどる