人工干潟造成検討の中止を・三番瀬守る連絡会千葉県に要請

しんぶん赤旗 2014.10.9

東京湾の最奥部に広がる自然の干潟・浅瀬、三番瀬(千葉県市川、船橋両市)の保全活動に取り組む三番瀬を守る会、千葉の干潟を守る会など「三番瀬を守る連絡会」は3日、市川市側での人工干潟造成について県に検討の中止を要請しました。

県は9月18日の三番瀬専門家会議に、市川市塩浜2丁目護岸前面に100メートル×50メートル(0.5ヘクタール)の人工干潟を造成する三つの案を提示。造成に向けた検討を開始しました。参加者は「干潟的環境の形成検証というのであれば、市川市塩浜1丁目地先の人工干潟(養貝場)で検証すればいいのではないか。新たに人工干潟を造る必要はない」などと指摘。全国の失敗例などを示して中止を求めました。

人工干潟の造成のために、富津市の鬼泪山(きなだやま)の土砂が調達される懸念があります。そのため、この日の要請には、「鬼泪山の国有林を守る市民の会」の人たちも参加。「富津の水源のお必は鬼泪山の湧水で生き物の宝庫だ。〝三番瀬〟を破壊するために山が壊されるのは許せない」と訴えました。

日本共産党の丸山慎一、岡田幸子の両県議、民主党、無所属の県議も同席しました。

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