財政難になぜ移転か=市立柏病院計画に市民抗議

しんぶん赤旗 2014.11.28

説明を聞く参加者

千葉県柏市は24日、市立柏病院(同市布施)の移転計画についての市民説明会を松葉中学校で開きました。参加した900人から、「(小児医療の拡は)今の場所で十分できる」と抗議の声があがりました。

秋山浩保市長は、市立病院をつくばエクスプレス沿線の柏の葉地域に移し、機能を小児医療を中心とすると説明。24億円かかる用地費については「必要な投資と判断した」と語りました。

説明会では、「現地建て替え対策委員会」の会員や市民が「投資に失敗したら、誰が責任をとるのか」「財政が厳しいのに、なぜ土地を買うのか」「(市立病院は)高齢者にとってかけがえのない場所」「移転の論拠が抽象的だ」と反対意見続出。移転は区画整理事業の失敗の尻ぬぐいではないのかとか、エクスプレス沿線開発をすすめる三井不動産が移転問題に関与しているのではとの疑問や、市民投票を求める要望も出されました。市長の「近くに(病院が)なくても、入院って大丈夫ですよね」との発言に、いっせいに「ダメ」の声があがりました。

秋山市長は今年度予算に計上した基本設計費を、来年度も使えるようにする補正予算案を12月議会に提案する予定です。

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