レッドパージ被害2人の救済=千葉県弁護士会が勧告

しんぶん赤旗 2014.12.26

千葉県内に住むレッドパージ被害者の小平慶次郎さんと岩崎柴則(しげのり)さんが人権救済を申し立てていた問題で、千葉県弁護士会(会長・蒲田孝代)が安倍首相にたいし、名誉回復や補償を含めた適切な措置を講ずるととを求める勧告書を9月29日に出していたことが、岩崎さんの連絡でわかりました。

通産省基本統計課に勤務していた小平さんは、1949年8月15日付で、退職勧告を受け、翌16日付で解雇されました。

岩崎さんは、勤めていた雄別炭鉱鉄道から1950年10月18日付で解雇通告を受け、翌19日に解雇されました。

千葉県弁護士会の「勧告書」では、両氏にかかる措置は、「いわゆる『レッド・パージ』として申立者らが共産党員であることを理由にされたものと認められる」と指摘。「これは、申立者らの思想・良心の自由及び結社の自由を侵害、「重大な人権侵害行為」だとしています。

勧告書では「1952年に平和条約が発効したあとは、日本政府として被害回復の措置を容易におこなうことができたにもかかわらず、今日まで放置してきた国の責任は大きい」としています。

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