市立病院移転凍結を・柏市医師会が市長要望

しんぶん赤旗 2015.2.12

医療機関77%反対

千葉県柏市が市立柏病院(同市布施)を約4キロ離れた柏の葉地域に強引に移転しようとしている問題で、柏市医師会(金江清会長、会員332人)は5日、移転計画を凍結するよう秋山浩保市長に要望しました。

柏市医師会によると、1月の理事会で検討した結果、市の移転計画には問題が多いとの意見が多数出ており、会員のいる医療機関を対象に実施したアンケート調査でも、「凍結して再検討を」 との意見が77・4 %にのぼり、移転容認は19%でした。

要望書は「市民の健康と生命を守るため、柏市全体のより良い医療環境を整える必要がある」として、①市立病院の現在地には、地域医療や大災害時の地域医療拠点として病院が必要だ②病院の移転・建設事業の凍結③市立病院のあり方を含め、白紙から再検討する委員会の設置─を求めています。

金江会長は本紙の取材に対し、〝市民が無視されている〟〝医療の空白地帯が増えてしまう〟など、移転計画に反対するさまざまな意見が会員かち寄せられていると述べました。

要望を受けた秋山市長は5日、「内容を十分受け止め、慎重に検討していく」とのコメントを発表しました。

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