千葉県政と日本共産党

しんぶん赤旗 2015.2.18

自民党と正面対決の論陣=過去最高の8議席めざす

総選挙の比例得票

昨年の総選挙で千葉県の日本共産党は、比例票で前回を13万2113票上回る29万4117票、得票率は倍以上の11.55%を獲得しました。現職3選挙区では前回県議選の最下位当選得票数を上回り、新たに議席に挑戦する選挙区で数十から数百票差まで迫っている選挙区もあります。

自民は改憲派

自民党の県議は全員が改憲・右翼団体「日本会議」地方議員連盟メンバーです。昨年の2月定例会で、自民党県議団は「憲法改正の早期実現を求める意見書」の可決を多数で強行。

共産党県議団は反対を主張し、「立憲主義否定の解釈改憲による集団的自衛権行使への道に反対する意見書」を提案。代表質問でも安倍政権の「戦争する国づくりの暴走」と正面から対決する論陣を張りました。

悪政の監視役

県の財政力は全国4番目にもかかわらず、全県の社会福祉費47位、老人福祉費46位、児童福祉費45位など全国最下位クラス。財界いいなり・侵略戦争美化の〝靖国派〟知事の提案に自民・公明はすべて賛成、民主も大半に賛成する「オール与党」議会で唯一、チェック機能を発揮しているのが共産党県議団です。

現県政は、昨年度だけで「圏央道」「外環道」「北千葉道路」に157億円をつぎ込むなど、巨大道路建設に投入した税金は3000億円以上。県の借金残高は史上最高の3兆円を超えました。共産党県議団は、県議会でムダ遣いを厳しく批判し、「巨大開発から生活密着型への転換」「住民合意による抜本的な見直し」を提案しました。

住民に寄り添う

「県は税金のムダ遣いをやめて、庶民の暮らしに使ってほしい」と話すのは市川市の中尾満枝さん(67)。「私の故郷の銚子では、家賃滞納で県営住宅を追い出された母親が娘の命を絶つ無理心中が起きています。自分の娘や孫の将来を考えると、共産党が伸びて県政を変えてほしい」

巨大開発の一方で、〝安上がり優先〟の福祉が県民の命を奪う深刻な事態となっています。2013年11月には、県立知的障害者施設「袖ケ浦福祉センター」で職員による暴行虐待死事件が発生。

共産党県議団は関係者から話を聞くなど調査を重ね、事件の背景に〝自治体リストラ〟で大量の正規職員が減らされ非正規に置き換えられた問題があることを指摘。「正規職員の確保と研修の充実、自由にものがいえる職場づくり」など具体的な改善策を示しました。

また、共産党県議団は、県民とともに要求実現の運動に取り組み、「重度心身障害者(児)医療費助成の窓口無料化」の実現、定員が全国最低クラスの特養ホーム建設補助金の増額など県政を動かしてきました。

県民の税金を使った県議の「海外視察」は、「必要な視察なら自前で行くべきだ」との共産党の正論と県民世論によって、1998年9月から「自粛」していました。しかし、自民、民主、公明、みんな(当時)が13年10月に復活させ、直後の翌14年1月には、県議11人が550万円を使ってシンガポールのカジノを視察しました。

共産党県議団は「必要性は極めて乏しく、関東近県のほとんども近年、実施していない。県民の理解は得られない」と反対しました。

加藤英雄県議団長は訴えます。「安倍政権の暴走政治から県民の暮らしを守る県政への転換が今ほど求められている時はありません。総選挙に続いて県政でも日本共産党を大きく伸ばしてください」

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