税制改正など11議案に反対=千葉県議会閉会岡田県議が討論

しんぶん赤旗 2015.7.18

このほど閉会した6 月定例千葉県議会で、知事提出議案17件が可決されました。自民、民主、公明、維新は全議案に賛成。日本共産党は、11の議案に反対し、岡田幸子県議が討論に立ちました。

岡田氏は、「千葉県税条例等の一部改正」について「法人税率引き下げの財源確保のために外形標準課税を拡大することは、赤字経営の中小企業の負担を増やし、その一方で大企業は減税の大盤振る舞いになる。不公正な税制改正は認められない」と批判しました。

県立東葛飾高校に県立中学校を併設する「千葉県立中学校設置条例の一部改正」について、8年前に開校した千葉中学校の受験倍率が十数倍の高倍率になっていることを指摘し「難関を突破するために小学生が早い時期から塾通いする事態も起きている。受験競争の低年齢化を加速するもの」と指摘しました。

同日の県議会では、自民党議員が紹介した「教科書検定基準の近隣諸国条項撤廃」を求める意見書提出の請願が同党の賛成で採択されました。

岡田氏は、同条項について「当時の宮沢官房長官が談話で、韓国・中国を含むアジアの国々の国民に多大な苦痛と損害を与えた過去の日本の行為を二度と繰り返してはならない。わが国の学校教育、教科書の検定にあたっても当然尊重されるべきものと述べ、その具体化として設けられたもの」と指摘し、請願採択に反対しました。

一方、「安房郡鋸南町における鋸南開発株式会社の汚染土壌処理業の不許可を求める」請願は、自民、公明、維新などの反対で不採沢とされました。 岡田氏は「鋸南町の環境を守ってほしいと、町の人口8千人を上回る1万人以上の署名が提出されている。町をあげた反対の声を受け止めるべきだ」と主張し、採択を求めました。

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