平和・くらし守る市政に=共産党1増の5議席めざす
来月2日告示・柏市議選

しんぶん赤旗 2015.7.30

ため込み金使い地域活性化訴え

8月2日告示(9日投票)される千葉県柏市議選(定数36)で、日本共産党は、わたべ和子、ひらの光一、くさかみや子、武藤みつえ=以上現=と、やざわ英雄=新=の5 候補が「平和を守り、くらし支える柏市にしよう」と市民に訴え、現有4議席からの1増をめざしています。

柏演説会で小池副委員長とともに声援を受ける市議候補ら

戦争法案への態度問われる

アメリカの起こす戦争に、いつでも自衛隊が参戦できる、憲法違反の「戦争法案」。安倍自公政権が今国会での成立を急ぐ中で行われる市議選では、同法案に対する態度が問われています。

1985年に平和都市宣言をした柏市ですが、秋山浩保市長は昨年6月議会で、集団的自衛権の認識をただした、ひらの市議の質問に対し「行使できるような形にすることは国際社会で必要」と答弁しました。

今年の6月議会では、国に戦争法案の廃案を求める意見書が審議され、共産党は採択に賛成しましたが、自民党(柏清風)、公明党などの反対で不採択に。自民党は、市議11人のうち10人が改憲右翼団体「日本会議」所属です。

共産党は市議選に向けて「共産党の議席増で柏から戦争法案ストップの市民の意思を示し、廃案に追い込もう」と訴えています。

くらしの問題では、自民、公明、民主が与党の秋山市政は大型開発に熱中する一方、市民には負担増、サービス切り捨てを押し付けています。市がため込む財政調整基金は138億円にまで達しましたが、税金の注ぎ先は柏駅周辺西口再開発をはじめ、つくばエクスプレス沿線中心の開発や地元住民の「現地で建て替えを」という願いを無視する市立柏病院の移転事業などです。

市民には国民健康保険料、介護保険料、保育料の値上げや市役所駐車場の有料化など合計16億円もの負担増。サービス切り捨ては約160事業、48億円に上ります。

くらしに冷たい市政に対し共産党市議団は、市民と協力してくらしを守るために奮闘してきました。

子ども医療費 中3まで助成

子どもの医療費無料化の拡充では、予算組み替え提案などに取り組んで前進させ、昨年は中学3年まで助成を拡大させました。福島第1原発事故以降、放射能汚染のホットスポットとなった柏市で共産党市議団は独自の線量測定を行い、学校などの除染に市を動かしました。今年7月には、甲状腺エコー検査の助成が始まりました。

5候補は、市政を転換し、ため込み金の一部を使えば①学校教室のエアコン設置、保育園待機児童解消②介保、国保負担軽減や特別養護老人ホーム増設③住宅・商店リフォーム助成──など子育て応援の施策、高齢者や障害者に安心を保障する施策、地域経済を活性化する施策を充実できると訴えています。

選挙戦は、46人が立候補の見通し。自民党は従来より公認候補を増やし、民主党は2増の3議席を狙います。現有議席死守をめざす公明党は、ハンドマイク宣伝に力を入れるなど、必死の構えです。

共産党東葛地区委員会は「共産党の議席を増やせば議会の質問時間が増え、より市民とのパイプが太くなる。党と後援会のつながりを生かし、自公支持者にまで支持を広げたい」と決意を表しています。

もどる