巨大開発破たんに無反省
千葉県議会・加藤県議が反対討論

しんぶん赤旗 2015.12.25

12月定例千葉県議会最終日の18日、日本共産党の加藤英雄県議が2014年度決算認定について反対討論し、①巨大開発の破たんへの無反省②福祉や教育の遅れの深刻化③県職員減らしによる異常な時間外勤務─の3 点を指摘しました。

加藤氏は、周辺の整備も含めて1700億円を投入してきた「かずさアカデミアパーク」について、バイオテクノロジーを中心とした先端技術産業の研究開発拠点づくりからすでに30年が経過しているが、いまだ企業用地の6割が未利用のままであり、無謀な巨大開発だと批判。千葉ニュータウンや、つくばエクスプレス沿線開発で根本的見直しに着手していない無責任さも告発しました。

巨大開発の浪費の一方で、特別養護老人ホームの整備が依然として遅れ、2017年度までの目標を達成しても、整備されるのは6000床程度で1万3000人(要介護152の人を除く)の待機者に追いつかないことなどを指摘。少人数学級推進は、あと2億円程度の予算措置で小学校3年生まで35入学級が実現できるとして、ただちに改善すべきだと訴えました。

県の「総労働時間指針」で月45時間、年間360時間を目安としている県職員の残業時間が、昨年度最高で月269時間、年間で1295時間、月平均100時間となっている実態を告発。過労死ラインをはるかに超えており、「ブラック県庁」とのそしりは免れないとして、改善を求めました。

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