静かに立って〝戦争法廃止〟安倍政治終わらせる力に
…行く選挙 行かない戦地

しんぶん赤旗 2016.1.14

横断幕を掲げアピールする参加者ら

千葉県館山市の二つの国道が交わる交差点で、昨年8月30日からはじまり9月中旬からほぼ毎日、静かに立って戦争法廃止を訴えるサイレントアピールをする人たちがいます。「安房地域の九条の会」と「安房・安保法制を考える会」のメンバーです。

千葉県館山市

交差点は国道127号・410号と128号が交わる場所。「館山九条の会」事務局の沖山静彦さん(73)は「毎回、車からの手振りなどの反応があり、最近では毎回あいさつを交わすようになった人もいます」と話します。

立たなかったのは連休や台風などの4回だけ。13日現在で、120日、参加者はのベ1108人となりました。

毎日の昼休み

安倍自公政権が戦争法の採決を強行した直前の昨年9月16日、それまでの街頭宣伝に何度か参加していた沖山さんの知り合いの30代のAさんから「(非核)平和都市宣言の街の標柱になるパフォーマンス(ひとりデモ)を毎日昼休みの時間予定しています。ひとりで心細いので、見守りに来ていただけると幸いです」とメールが届きました。

沖山さんはすぐに賛同者をつのりました。「いてもたってもいられないという彼の気持ちが私たちを動かしました」

翌17日から、「戦争させない」「9条壊すな」などのプラカードも掲げてのサイレントアピールが始まりました。毎回、数人から十数人が集まります。横断幕も手作りで掲げ始めました。

主権者だから

ほぼ毎回、自転車で駆けつけて参加している糸瀬芳子さん(70)=館山市=は「この交差点のアピールの場を戦争法廃止のみならず、主権者である私の意見をアピールする場としてずっと守り育てていきたい。TPP(環太平洋連携協定)や原発、辺野古など伝えたいことはたくさんある」

110回目となった1月3日の行動に、手作りの「おしるこ」や「おしんこ」を持参した女性は「マイクを持って話すのは苦手。だまって立っているだけでもよい行動だから参加できるのです」

沖山さんは言います。「今掲げている横断幕は〝軍事費5兆円を減らし、暮らし・社会保障に〟〝行く選挙行 かない戦地〟などです。行動を続け、安倍政治を終わらせる力につなげたい」

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