夜間中学を全国に=千葉で研修交流会アピール採択

しんぶん赤旗 2016.7.31

たくさんの参加者で埋まった研修会会場

全国夜間中学校研究会は千葉県松戸市で30日、現在、8都府県31校の設置にとどまる公立の夜間中学を、全国各地に開設することを目標にした研修交流会を開催しました。約120人が参加しました。

全国夜間中学校研究会の花山吉徳会長が、「夜間中学は学びたい気持ちを無視しない場所。これからも勉強したい人たちの思いに応えていきたい」とあいさつ。NPO「松戸市に夜間中学校をつくる市民の会」が、30年以上の自主夜間中学の活動を報告し、「今後も当事者のニーズをもっともっと取り入れた学校にしていく」と強調しました。

夜間中学の在校生や卒業生、スタッフなどが、いじめや不登校、引きこもりの末に夜間中学にたどり着いた経緯を涙ながらに語り、「この出会いで将来に希望が生まれた」「いろいろな生き方があることを教わった」などと、感謝の気持ちを表しました。ある男性は、いじめが原因で登校拒否になり、家でも父親から虐待を受けていた経験に触れ、「当時、心が休まらなかったが夜間中学の校門をくぐり救われた」と語りました。

参加者は、全国各地に夜間中学の開設などを求めるアピールを採択しました。

日本共産党の畑野君枝衆院議員とみわ由美千葉県議、高橋たえ子、平田きよみ、山口正子の各松戸市議らが参加しました。

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