改憲議論促進は危険=千葉県議会
丸山議員知事発言を批判

しんぶん赤旗 2016.10.4

日本共産党の丸山慎一千葉県議は9月29日、県議会の代表質問に立ち、森田健作知事に対して憲法や安保法制、八ツ場ダム建設、地震対策などの問題についてただしました。

丸山氏は、森田知事が参院選直後の記者会見で「しっかりした憲法の議論を」と述べたことに「議論を促すこと自体、自民党案にそった改憲の後押しになる」と批判。国防軍創設、緊急事態条項など同案の危険な狙いを明らかにしました。

森田知事は「さまざまな議論がある」と言い逃れに終始しました。

丸山氏は、自衛隊木更津基地で来年1月から予定されている、沖縄米海兵隊と自衛隊のオスプレイの定期整備に関して質問。昨年5月、同機がハワイで墜落した要因であるエンジンの欠陥がいまだに改善されておらず、知事が国に求めている安全対策なども未解決であると指摘しました。

森田知事は「国は対応している」と従来の答弁を繰り返しました。

八ツ場ダム事業費の県負担を464億円(国庫負担分除く)へ63億円も増額することについて、丸山氏は、県民の意見もきかず拙速と批判。今後もダム周辺の地滑り対策などで工事費がさらに膨らむ可能性をあげて、計画の撤退を含めた抜本的な検討を迫りました。

知事は「本県にとって必要不可欠」などと強弁しました。

丸山氏は、住宅耐震化について県の戸建て住宅の補助拡充、マンションへの補助制度創設を要求。福祉避難所の不足を指摘し、県の責任で確保するよう求めました。

県は「市町村に働きかける」などとして、市町村まかせの姿勢を示しました。

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