「業界の利益より人権」
成田空港運航時間拡大案=斉藤議員と住民ら国と交渉

しんぶん赤旗 2016.12.1

国土交通省と空港会社などが成田空港(千葉県成田市)の夜間運航時間の拡大を計画している問題で、日本共産党の斉藤和子衆院議員と千葉県委員会は11月28日、国会内で地元住民らとともに国土交通省と交渉し、「(航空機が飛ばない)静かな時聞が4時間しかなくなる」「業界の利益より人権を守ってほしい」と訴えました。

計画では、航空機の夜間の飛行制限を緩和して、運航の可能時間を午前5時から翌日の午前1時までに延長するとしています。交渉の席上、同省担当者は、機能強化の理由について、2020年の東京五輪に向けた需要の増加や格安航空会社(LCC)からの要求などがあることをあげました。

出席した住民からは、「(夜間運航の拡大は)憲法25条が保障する健康で文化的な最低限度の生活を営む権利に違反する」「(騒音の影響で)人が住めなくなる状況もつくりだしている」との指摘や「(航空業界の)競争や利益の犠牲にするのはやめてほしい」と厳しい意見があがりました。

同省の担当者は「(計画は)まだ決まったものではない。住民の意見を聞き入れたうえで新たに検討していく」と答えました。

交渉には共産党の地方議員、椎名史明衆院11区候補のほかに、志位和夫委員長(衆院議員)、小池晃書記局長(参院議員)、畑野君枝、本村伸子両衆院議員の各秘書らが同席しました。

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