教員不足緊急の課題=千葉県議会寺尾氏ただす

しんぶん赤旗 2016.12.6

代表質問に立つ寺尾さとし県議千葉県議会で2日、日本共産党の寺尾さとし県議が代表質問に立ち、南スーダンへの自衛隊PKO派遣問題や深刻な教員不足問題などで森田健作知事らをただしました。

寺尾氏は、安保法制に基づく南スーダンへの自衛隊PKO派遣について「PKO参加5原則に反していることは明らか。撤退を求めよ」と指摘しました。森田知事は「法律の範囲内」だと答弁し、容認しました。

PKO派遣部隊が迷彩服姿で成田空港から民間機で出国した問題で、寺尾民は、成田空港開港当時に三里塚平和塔奉賛会、運輸大臣、千葉県知事、空港公団の4者による「取極書(とりきめしょ)」で「軍事的利用は絶対に認めない」と約束を交わしていると指摘。「協定当事者の県として、軍事的利用かどうかの判断はどの部署がするのか」とただしました。

しかし、遠山誠一総合企画部長は答弁を避け「軍事利用でないとする防衛省の判断を尊重する」と、国言いなりの姿勢を示しました。

産休・長期療養休暇中の教員の代替教員が未配置となっている問題が深刻です。11月1日時点の未配置は小中学校だけでも89件にのぼり、東葛教育事務所管内では最長4カ月を超えています。

寺尾氏は質問で、学校現場では、他の教員の負担が増え、校長らが教員(講師)探しに奔走している実態を紹介。「教室に先生がいない異常な状態が続いている。県教委の責任で緊急策を講じるとともに、年度当初から一定数の教職員を確保」するよう迫りました。

答弁した内藤敏也教育長は「代替の講師登録者にはさまざまな都合がある」などと責任回避に終始しました。

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