「汚染水漏えい究明を」党県議ら産廃処分場を視察

しんぶん赤旗 2017.1.20

 産廃処理業者から説明を受ける美輪、岡田県議ら

日本共産党の、みわ由美、岡田幸子両千葉県議は17日、君津市、木更津市、袖ケ浦市、富津市の4市と市原市と千葉市の一部の市民約40万人の水道水である小櫃(おびつ)川を水源地とした大福山系に位置する新井総合施設㈱君津環境整備センター(君津市)の産廃処分場を視察しました。地元環境団体、日本共産党の三浦道雄君津市議、山内かつ子、加藤和夫両市原市議が参加しました。

同施設は、第1期処分場(埋め立て容量107万立法メートル)で、塩化物イオンを含んだ汚染水の漏えい事故が発生し、いまだに原因が究明されていないもとで、第2期処分場(同93万立方メートル)が約7割の埋め立てが終了しており、第3期処分場(同223万立方メートル)の増設計画が事前協議未終了のまま県に申請されています。

君津市議会では、昨年の12月議会で、県知事に対し、「君津環境整備センター第3期増設計画に関わるボーリング調査を求める意見書」が全会一致で採択されました。

同施設の担当者が、ビデオを使って、処分場の概要などを説明し、参加者を現地へ案内しました。

みわ、岡田両県議は、地元環境団体の代表らと懇談。地元住民は「浸出水の遮水シートが50年、漏水検知システムは30年しか耐久性がない、この担保は一切ない。漏水事故の原因も究明しない。このことを追求してほしい。久留里の名水を後世まで残したい」と要望が寄せられました。

その後、君津市の市民環境部とも懇談。市担当者は「1期処分場から不適切としてきたが、3期処分場も、県の指導要綱にしたがって事前協議してきたが、平行線まま推移している」と述べました。

新井総合施設㈱君津環境整備センター 首都圏最大規模の管理型廃棄物最終処分場で、県内を中心に地方公共団体、民間事業所から放射性物質を含む廃棄物や焼却灰、汚泥が大量に搬入され、市民から不安の声が上がっています。2012年1月に第1期処分場から汚染水が漏えいし、廃棄物の搬入が停止されています。

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