千葉県知事選の争点は=巨大開発優先・安倍政権追随の県政
すみやさんと市民の力で変えよう

しんぶん赤旗 2017.3.4

松本悟氏

9日告示、26日投票の千葉県知事選をどうたたかうか。市民の共同候補、すみや信一さんを擁立する「新しい知事を選ぶ会.(どっと)ちば」の松本悟事務局長に、市民パワーで動きはじめた知事選について聞きました。

「新しい知事を選ぶ会.ちば」事務局長松本悟さんに聞く

森田県政のもとで千葉県は、財政力指数は全国第4位なのに、福祉や医療や教育が全国最下位水準です。その原因は、歴代自民党県政が、国の東京一極集中政策に呼応し、東京湾アクアラインや、かずさアカデミアパーク、幕張メッセなどの巨大開発に、県民の税金を湯水のように使ってきたためです。

また森田知事は安倍政権追随が際立っています。47都道府県の知事でただ一人、毎年、靖国神社に参拝しています。県庁に自衛隊員募集の看板を掲げ、木更津駐屯地にオスプレイの整備拠点化を容認するなど、安倍政権の「戦争をする国づくり」に全面協力してきました。

財政力いかして

私たちは、そういう県政を変えようと
▽県民のいのちと暮ちし、高齢者を大切に
▽子育て安心、若者に夢と希望を
▽中小企業や農林漁業に光をマ全国4位の財政力をあなたの暮らしのために
──という四つの基本政策を掲げてたたかいます。

これは市民が集まって昨年の10月に県政懇談会を立ち上げ、政党・会派にも参加してもらい、みんなで練り上げた政策です。この政策を実現するため市民と政党・会派が協力しようと、多様性を尊重して集まりました。

選挙戦で私たちは、すみや候補とともに、市民が主人公の選挙を貫いてたたかいます。選挙戦に多くの市民が参加することが、住民本位の県政をつくる要だと考えます。

政党も市民団体も「壁」のない選挙戦に

5政党・会派と幅広く門戸を開き、みなさんの要求を実現するために、楽しく、いきいきと、自分たちの問題としてたたかう。そこに政治のプロである政党・会派のみなさんの知恵と力も集め、一緒にたたかいましょう、ということです。5政党・会派(日本共産党、自由党、緑の党、新社会党、さくら市民ネットワーク)と協力し合って、市民団体が選挙戦を戦うということです。

4日の津田沼での街宣には政党・会派も、市民団体も参加します。壁をつくらず、誰が来てもいいですよ、こういうやり方を全県で普及したい。

一緒に議論に参加してもちうところから始まって、5政党・会派のみなさんにエールを送っていただいた「2・25ちばに新しい春風を」のつどい(2月25日)は「インパクトはすごいものです」と感想が寄せられるほどになりました。社民党、民進党は、それぞれ自主投票という立場です。民進党の元国会議員や現職の県議から「民進党は自主投票なので個人で応援することはできる」などのエールがよせられています。

すみや信一さんの「私には夢があります」の訴えは魅力があって引きつけちれる、この方をぜひ当選させたいという思いが急速に広がっています。アンケートでも「いい候補者」との声が多い。ブラック企業から子どもたちを守るために、授業時間に労働基準法を教え、実態調査もするなど実践してきた人だから、説得力がある。それを急速に広げていけば必ず勝利できます。

つどいで決意表明する、すみや信一知事候補

すみや信一候補の略歴

1954年大阪府生まれ。立命館大学卒業。1979年、千葉県立国府台高校を皮切りに、高校教諭(社会科)を38年間歴任。県高等学校教職員組合青年部屋、書記次長、副委員長などを務めました。共著書に『絶対トクする!学生バイト術』『学校で労働法・労働組合を学ぶ!ブラック企業に負けない!』(いずれも、きょういくネット)など。

「選ぶ会」の基本政策

すみや信一千葉県知事候補を擁立する「新しい知事を選ぶ会.ちば」の基本政策「県民のいのちと暮らし第一の県政に」(骨子)は次の通りです。

①県民のいのちと暮らし、高齢者を大切に
○災害から県民を守り、社会保障の充実で貧困をなくし誰もが安心して暮らせる千葉に

②子育て安心、若者に夢と希望を
○待機児解消、子ども医療費・教育環境改善、「ブラック」な働き方を根絶

③中小企業や農林漁業に光を
○仕事の確保、商店街振興、価格保障で地域循環型の経済の発展

④全国4位の財政力をあなたの暮らしのために
○税金の使い方、集め方の転換で県民の暮らしを応援

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