人にやさしい県政を=千葉県知事選すみや氏が第一声

しんぶん赤旗 2017.3.10

宣伝カー上で演説するすみや候補と聴衆

千葉県知事選が9日告示(26日投票)され、市民団体「新しい知事を選ぶ会.(どっと)ちば」(関根由紀世・本部長)の、元県立高校教諭、すみや信一候補(62)=無所属新=が、千葉市のJR千葉駅前で「人にやさしい春風のような千葉県政をつくろう」と、500人の聴衆に向けて、力強く第一声をあげました。

すみや氏のほか、自民・公明が支持する現職の森田健作氏(67)、前浦安市長の松崎秀樹氏(67)、元会社員の竹浪永和氏(42)が立候補しました。

すみや氏は、▽受験競争と貧困で子どもたちが泣くととのない千葉県▽ブラック企業で苦しむ人や過労死する人のない千葉県▽高齢者や障害者、病弱者が孤独死に陥ることのない千葉県──を実現したいと主張。「この三つの夢を知事選で実現しよう」と呼びかけました。

応援する政党・会派の代表があいさつ。自由党千葉県連顧問の平野貞夫元参院議員、日本共産党の加藤英雄県議団長、新社会党県本部の秋葉栄委員長、無所属の藤代政夫県議、緑の覚・ちばの武笠紀子氏、市民ネットワークの岩橋百合元県議、元社会党県議の柳田祥子氏がそれぞれ訴えました。

市民の代表も訴えました。
千葉市稲毛区の佐々美江子さん(81)は「大型開発ばかりで庶民に寄り添わない森田県政はもうごめんです。庶民の苦しみが分かる、すみやさんに期待します」と話していました。

県民のSOSにこたえる県政に=教育・雇用・福祉充実ヘ決意

決意を語る、すみや候補

9日告示された千葉県知事選挙(26日投票)で、「新しい知事を選ぶ会.(どっと)ちば」の市民共同候補・すみや信一さんは第一声で、県政を転換する決意を語りました。その要旨を紹介します。

私には三つの夢があります。受験競争や貧困で子どもたちが泣くことのない千葉県をつくりたい。ブラック企業で苦しむ、過労死に追い込まれる人がいない千葉県、そして高齢者や障害者、病弱者が孤独死に陥ることのない千葉県をつくりたい。

いま、中学生の44%が前期選抜というかたちで不合格を強制される競争教育が行われています。子どもたちが不合格になったことを、自分が悪いと思い込ませるようなことは教育ではありません。過労死はまったく減っていません。全国からブラック企業をなくすために、私は知事になったら、全国知事会にも呼びかけて、全国からブラック企業をなくす運動の先頭に立ちたいと思います。

私には88歳の母親がいます。大阪で独り暮らしは不安だというので、相談して私の家に引き取ることになりました。一緒に暮らしてみると大変です。感じたのはへルパーさんやケアマネジャーさん、救急隊員の人たちの支えなしには、この介護を続けられないということです。人をサポートする人を増やさないといけないし、そういう人たちが、きちんと生活できる賃金をもらえるようにしないと続かないと思います。サポートする側もされる側も千葉県に住んであたたかい支えあいの暮ちしができるように、福祉や医療や教育を充実させたいと思います。

私は、本当にいま、SOSを発信している人たちの期待にこたえられる県政にしたいと思っています。私と一緒に、春風のような千葉県政をつくろうではありませんか。

森田・松崎候補大型道路計画を優先
すみや候補公共事業は生活密着型ヘ

9日の千葉県知事選の第一声で、現職の森田健作候補は、東京湾アクアラインの通行料金の値下げを実績として持ち上げ、道路と物流が経済発展につながるとの認識を示すとともに、北千葉道路や圏央道、東京外環道などの大型道路計画を優先する姿勢を鮮明にしました。前浦安市長の松崎秀樹候補も、道路交通網整備の遅れを県政の問題点としてあげ、「経済の足かせになっている」として大型道路を含めた道路整備を推進する構えを表明しました。

すみや候補は、全国4位の財政力を県民の暮らし応援に使うことを公約。公共事業の流れを巨大開発型から生活密着型に転換すると主張し、大型道路優先でなく、歩道や生活道路の整備に切り替えることを訴えています。すでにすすめている巨大開発についても、県民参加の再検討の場をつくり、住民合意による凍結・中止を含めた抜本的な見直しを行うとを掲げています。

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