再生土埋め立て対策を=匝瑳、佐倉の住民が知事あて要望書

しんぶん赤旗 2017.8.2

関係部署に対策を求める住民ら

千葉県匝瑳(そうさ)、佐倉の両市で、「再生土(産業廃棄物を中間処理したもの)」の埋め立てで被害を受けている住民20人が21日、県庁を訪れ、森田健作知事と森田幸典県警本部長あてに、対策と規制条例を求める要望書を提出し、関係各部署の担当者と交渉しました。

匝瑳市の住民は、埋め立て事業者が勝手に山林を伐採し、土地所有者間の境界を越えて、埋め立ての開発行為を続けていると訴えました。

佐倉市の住民は、地権者の農地の境界を逸脱し、事業者が一方的に埋め立て工事を進めているとして、埋立地から染み出た、激しい異臭のする汚染水や採石を持参し、埋め立ての中止と生活環境の改善を求めました。

県廃棄物指導課の担当者は「『再生土等の埋立て等に係る行政指導指針』には限界がある。残土条例等の改正を含め幅広く検討する」と回答。県森林課の担当者は「開発行為を中止する指導書を出しているが、順次に勧告から告発も考えている」と答えました。佐倉市については現場を確認することを約束しました。

参加者は「茨城県など他県では再生土を規制している」などと述べました。

両市の住民は、県警に対して「山林伐採や産廃の違法投棄、土地境界侵害に対し、警察は被害届を受理してほしい」と求めました。

県警は「被害届の受理も検討する」と答えました。

日本共産党の、みわ由美県議、かもしだ安代衆院千葉9区、笠原正実同10区の両候補、浅野ふみ子参院千葉選挙区候補、萩原陽子佐倉市議、田村明美、日色昭浩両匝瑳市議、宇井正一香取市議が同席しました。

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