羽田新ルート直下・品川の騒音 成田では〝居住禁止〟
党区議団と「成田空港から郷土とくらしを守る会」懇談

しんぶん赤旗 2017.9.8

懇談する参加者

羽田空港の海上ルートを変更し、東京都品川区の市街地を低空飛行する問題で、日本共産党品川区議団(7人)と「羽田増便による低空飛行ルートに反対する品川区民の会」(秋田操共同代表)は4日、成田空港(千葉県成田市)周辺住民らでつくる「成田空港から郷土とくらしを守る会」(木内昭博会長)の人たちと成田市内で懇談しました。

懇談に先立ち区議団一行らは、「守る会」の案内で、羽田新ルート計画の品川区大井町付近と同じ条件の成田空港B滑走路(2500メートル)着陸直下(高度約350メートル)の千葉県芝山町大里地区で騒音調査を行い、航空機種によって騒音測定機は72・6デシベルから最高は78・2デシベルを示しました。

懇談で、「守る会」の岩田公宏事務局長は成田空港の運航時間延長の「見直し案」を説明。「静穏な時間は4時間半しかなく、睡眠不足が重なり、がんなどの疾病のリスクが高まり健康な生活は確保できない」と話し、「成田空港の騒音特別防止法特別防止地区は人が住んではいけないことになっている。騒音調査をした場所は、その先端です」と述べました。また、市街地での航空機からの落下物の危険性を指摘しました。

成田市中郷地区区長会の加藤茂会長は「空港関連の移転で当初110世帯が40世帯に減ってしまった。これでは地域が衰退するばかりだ。深夜と早朝の飛行はやめてほしい」と訴えました。

千葉県からは、「守る会」のほか、日本共産党の笠原正実衆院千葉10区、椎名史明衆院千葉11区両候補、浅野ふみ子参院千葉選挙区候補、川副邦明、椎葉寿幸両県副委員長、鵜沢治、荒川さくら両成田市議が参加しました。

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