メガソーラーやめて・鴨川の住民と党県に要望

しんぶん赤旗 2017.11.19

交渉する住民ら

国内最大規模の森林伐採となるメガソーラー(巨大太陽光発電施設)の建設が計画されている千葉県鴨川市の日本共産党支部や住民ら20人は17日、県庁を訪れ、森田健作知事あてに、メガソーラー建設の中止を求める要望書を提出し、森林課や環境政策課など9課に及ぶ担当者と交渉しました。

メガソーラーの建設予定地は、房総半島の鴨川市池田地区で、面積286ヘクタールの広大な山林を開発し、太陽光パネル約45万枚(発電出力130メガワット)を設置するもの。同地は林野庁の「山地災害危険地区」に指定されている急峻な山林で、開発による生態系の破壊や土砂災害、洪水の恐れが出てきます。

参加者は「メガソーラー建設は、広大な森林を伐採し、森林の機能や自然環境、ひいては農漁業、生活環境の破壊につながる」「保水力がなくなり河川に水が流れ洪水になる懸念がある」「開発地に簡易水道がある」「環境アセスメントをやるべきではないか」「県は現地に足を運ぶべきだ」などと指摘し、要望しました。

県の担当者は、林地開発許可について「災害防止、水害防止、水の確保、環境の保全を満たすことを開発の条件になるよう適切に審査する」と答弁。環境アセスメントについては「太陽光は対象になっていない。『対象にしてほしい』との要望は承る」と述べました。また、水産課の漁業権の問題で担当者は「県の担当課から意見照会があれば協議をする」と答えました。

交渉には、日本共産党の、みわ由美、岡田幸子両県議、浅野ふみ子参院千葉選挙区候補、滝口久夫鴨川市議、佐藤多美男木更津市議、佐久間久良大網白里市議らが参加しました。

もどる