過労死ライン超す残業県職員や県立病院でも
千葉県議会委で丸山議員明かす

しんぶん赤旗 2017.11.22

日本共産党の丸山慎一千葉県議は13日、県議会決算審査特別委員会で、県職員の「長時間労働」について質疑しました。

丸山氏は、月80時間以上の過労死ラインを超えて残業している知事部局の職員が97人もいて、最長残業時闘が216時間に及ぶ実態を明らかにしました。県は、このうち月80時間以上の残業時間が年に2カ月以上ある職員の人数を「35人」(最多月数は「6カ月」)と答えました。

丸山氏は「異常な事態の背景に、1998年度以降、職員数を1700人も大幅に減らしてきた『定員適正化計画』による職員削減があるのは明らか」であると指摘し、職員数を回復させる必要を主張しました。

丸山氏はまた、県立病院の勤務実態についてただしました。県立病院は精神科医療センターを除き看護師1人が対応する患者数を7人まで、月の夜勤回数は72時間(8時間の夜勤を月に9回)までと定めており昨年度の6病院平均では8・7日(回)ですが、10回以上は合計750人で、最高は16回(月に8回16時間勤務の2交代)と深刻な勤務実態が明らかになりました。

医師についても、昨年度、過労死ラインを超えているのは県立6病院で29人と深刻です。年間の最高残業時間は1358・5時間(内科)、1355・3時間(麻酔科)、1267・8時間(心臓血管外科)となっています。県は「根本は医師不足にある」と認めつつも、そのために診療科の閉鎖が相次いでいる県立病院の「役割は果たしている」と強弁。丸山氏は「実態は果たせていなくてもかろうじて保っているのは医師の想像を絶する長時間労働で支えられているからだ。これを解決しないと医療事故などにもつながる」と厳しく指摘しました。

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