再生土埋め立て禁止を=みわ県議が調査・香取市

しんぶん赤旗 2018.1.9

再生土埋め立て禁止を=みわ県議が調査・香取市

産業廃棄物を中間処理して再資源化した「再生土」の埋め立てによる被害が千葉県内各地で出ている問題で、日本共産党の、みわ由美県議は6日、香取市の埋め立て現場を調査しました。同市の宇井正一、匝瑳(そうさ)市の田村あけみ両党市議、多古町の菅澤博隆町議候補、香取市の河野節子市議(無所属)らが参加しました。

みわ氏らは同市山倉地区の二つの埋め立て現場を調査。隣の大角(おおとがり)地区では、再生土を過積載したダンプが1日100台通行して市道を破壊し、市が補修した状況を視察しました。

2カ所の埋め立て現場では、「再生土」であるにもかかわらず、鉄筋やコンクリートの破片が見つかり、参加者は「再生土ではなく産廃だ」と声を上げました。このうち1カ所の現場では、埋め立てが原因で隣接する土地に大量の水がたまる被害が発生。県が義務付ける事業計画の掲示もありませんでした。

山倉地区の日下部栄一(よしかつ)区長は「再生土に何が含まれているかわからず心配。住民同意もなく、業者には説明会も拒否された。条例で禁止してほしい」と訴えました。

同市議会は昨年12月、再生土埋め立ての禁止を求める意見書を可決。超党派で、禁止条例を制定するよう市長に求め、市長が応じない

場合は議員提案する構えです。

みわ氏は「本来は県が禁止すべきもの。県に被害実態を訴えたい」と話しました。

再生土

産業廃棄物を中間処理し、資源として再生したもの。再生土を使った埋め立て工事では、有害物質が検出され、激しい異臭のする汚染水が染み出るなど地域住民の生活環境に被害が多発。再生土の埋め立ては、茨城県が禁止、千葉県内では7市1町(うち1市は4月から)が禁止しています。

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