2018たたかいの展望=首都圏ぐるみで反対へ

しんぶん赤旗 2018.1.21

オスプレイ初飛来に抗議する人たち=2016年10月24日

日米共通のオスプレイ定期整備拠点化がすすめられている千葉県木更津市の陸上自衛隊木更津駐屯地(木更津飛行場・米軍基地)で、オスプレイの定期整備拠点化に反対する「オスプレイ来るな いらない住民の会」事務局長の野中晃さんにたたかいの展望を聞きました。

「オスプレイ来るな いらない住民の会」事務局長の野中晃さん(77)

沖縄米海兵隊のMV22オスプレイ24機の定期整備拠点に陸自木更津駐屯地が2015年10月に選定され、2017年2月に1機が定期整備に入ってから1年がたとうとしていますが未完成です。

2018年秋にも自衛隊が導入しようとしているオスプレイ17機もここで定期整備することになっており、陸自木更津駐屯地は名実ともに日米共通のオスプレイ定期整備拠点となりました。さらに、自衛隊が導入するオスプレイは佐賀空港(九州・佐賀県、民間空港)に配備が予定されていますが、地元の反対が強く、木更津への仮配備が取りざされています。

住民は大きな不安

オスプレイは沖縄に配備されてから5年が経過しました。同機は、5年ごとの定期整備が義務付けられているため、今後、定期整備が本格化し、飛来数が格段増えることが予想されます。これにともなって「頻繁におこなわれるであろう」試験飛行に市民は大きな不安を抱えています。

2016年12月は、沖縄県名護市、2017年8月には、オーストラリアでオスプレイの訓練中の墜落事故や、エンジントラブルで大分空港(九州・大分県、民間空港)への強制着陸など、私たちはこの機体に強い不安と不信を抱いています。

市民団体と野党共闘

市民団体「オスプレイ来るな いらない住民の会」(住民の会)は、2014年6月に4人の呼びかけ人からスタートし、現在は18団体と個人加盟者を合わせて2000人超が参加しています。

2015年9月19日の安保法制=戦争法の強行で、日本共産党や社民党、新社会党、市民ネットなど加盟団体であるすべての政党がオスプレイの陸自木更津駐屯地での「定期整備基地化」に反対を表明しています。「市民団体と野党」の枠組みを中心に「オスプレイは日本の空にはいらない11・13県民大集会IN木更津」集会が1300人を超える参加者で成功させました。

オスプレイ定期整備拠点撤回の運動で、行政と市議会を変えて、住民と一体になって、アメリカと安倍暴走政治の横暴に対抗できる勢力をつくりながら、平和な日本、木更津をつくりたい。基地闘争を共有する首都圏・千葉県全体で沖縄のような「ぐるみ」のたたかう組織をつくれるかが大きな課題です。長く粘り強いたたかいになります。

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