巨大開発より福祉ヘ=千葉県議会加藤氏が代表質問

しんぶん赤旗 2018.3.4

千葉県議会で2月22日、日本共産党の加藤英雄議員が代表質問に立ち、知事の姿勢、予算案についてただしました。

加藤氏は「アフガニスタン戦争(2001年)で、日本以外のサミット参加6カ国で戦死者を出したが、日本は一人の戦死者も出さず、外国人の命も奪っていない。憲法9条があったからではないか」と質問しました。

森田健作知事は「国際平和協力法及びテロ特別措置法に基づき行われた」と答え、傍聴席から失笑がもれました。

加藤氏は、同年度一般会計予算案の最小限の見直し、歳出の増減など総額142億2千万円の組み替えを提案しました。増額分の使い道は▽特養ホーム不足解消緊急対策72億円、▽介護施設職員待遇改善12億円、▽重度障害者医療費助成窓口完全無料化に3億4千万円、▽中学3年までの通院助成31億円、▽小学3年と中学2年までの35人学級実施11億4千万円、▽年収250万円未満世帯の私学施設整備費(平均24万円余)全額免除11億6千万円、▽夜間定時制高校の給食継続1億円です。

財源は、外環・圏央道や北千葉道路建設(52億円)、八ツ場ダム治水負担(16億円)、過大な農業インフラ整備(31億円)など大型事業の削減、先送りなどで生み出します。

加藤氏は歳出の組み替えは、「一般会計予算規模のわずか0.82%、その気になればできる。不要不急の巨大開発の浪費を改め、切実な福祉、医療、教育最優先の県政運営に転換を」と強調しました。知事は「くらし満足度日本一の実現にむけた事業を計上した」と強弁し、組み替え提案を拒みました。

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