大型道路より暮らし=千葉県議会岡田県議が討論

しんぶん赤旗 2018.3.23

定例千葉県議会が15日に閉会し、知事提出の100議案が可決・成立しました。自民、民主・立憲、公明は全議案に賛成。日本共産党は57議案に反対し、岡田幸子県議が討論にたちました。

岡田氏は、1兆7億円を超える来年度一般会計予算について「わが党が暮らしをよくするために提案した予算の0.82%、142億円の組み換えをことごとく拒否し、不要不急な大型開発の浪費を温存し、暮らしは先送りの予算」とのべ、大型道路建設などを批判しました。

来年度の外環道、圏央道、北千葉道路の直轄事業負担金は42億3700万円にのぼり、今年度までの累計と合わせると3016億円に達します。

千葉湾関連でも国、県、千葉市が進める2本目の桟橋建設と海域埋め立て事業に3億8000万円を計上しています。

その一方、待機者が1万人を超える特養ホーム増設はわずか536床分しか予算措置していません。来年度からの3カ年計画(第7期)では、前期計画よりも1670床も少ない4293床の整備にとどまっています。岡田氏は「特差ホーム不足の解消は喫緊の課題。福祉の予算は不十分極まりない」と厳しく指摘し、一般会計予算案に反対しました。

17の定時制高校の夜間給食廃止に伴う生徒への食事補助(1食200円)を求める請願について、岡田氏は「いま、給食を食べている生徒すべてに補助しても、来年度予算(2100万円)にあと1000万円上乗せすればできる」ことを明らかにし、採択を主張しました。同請願は自民、公明などが反対し不採択となりました。

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